轆轤と昇降盤

ラ・ルースには、丸い製品(サラダボウル等)を作る機械と四角い製品(テーブルや箱等)を作る機械がひとつの工場の中にあります。同じ工場内に異なるジャン ルの製品を作り出す機械が同居しているというのはこの業界ではとても珍しい事です。
なぜかというと、一つの機械の技術を習得しその道のプロフェッショナル となるのには長い期間を要するため、それぞれの職人さんの得意分野というものがごくごく狭められるためです。ラ・ルースというのは各分野に長けた職人達が集結した場所なのです。

轆轤 ろくろ
今では電動の轆轤もございますが、ラ・ルースでは伝統的な「足踏みろくろ」を使用しています。回転する大きな車輪にベルトがかかっています。速度や回転方向は足元のペダルで調節します。

昇降盤 しょうこうばん
木目に対して真っ直ぐ切る為の機械です。台が昇降するので、昇降盤とよばれています。その台の昇降を利用してテーブル面から出ているノコ刃の高さを調節します。また、ノコ刃は角度を調節できるので材を斜めに切断することも可能です。