林業家さんから丸太を数本購入させていただき、岐阜県恵那産のヒノキの指定でパネルとボールペンを製作しました。

10月19日にオープンしたばかりの「佐藤一斎學びのひろば」に展示されています。
https://oumei-forum.tokai-arts.jp/info/ct3607

膨大な文字データの校正に時間がかかりました。間違いがあってはならないため、細心の注意を払いながらの作業。
仲間のデザイン会社さんが助けてくれて、どうにか納期に間に合いました。
ボールペンは、佐藤一斎先生がのこした1,133の言葉から47種を選びそれぞれに刻んだ商品で、記念館にて購入が可能です。
今回の音頭を取ってくださったいわむら一斎塾の小木曽順務さんから頂戴した、思いを綴った手紙を紹介させていただきます。
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「佐藤一斎・言志四録」に心寄せる有志によって、脱炭素化社会に向けた政策提言に寄与できる「あなたの人生の樹になるエコなボールペン(エコマーク申請中)」(商標登録出願中)が商品化されました。
商品化までの経緯を紹介します。
1995年に「いわむら一斎塾」が開塾し、このほど念願であった記念館「佐藤一斎學びのひろば」が2025年10月19日に開館しました。
この「學びのひろば」は、一斎の薫陶を受けた先人たちの偉業を体感できる施設であり、施設管理費の一部を捻出するために地元の
東濃ヒノキの間伐材を活用し、母材の1面に「言志四録」(1,133条)から47条を抜粋しボールペンに教えを刻んだ商品となっています。
ボールペンを購入いただいた方には、刻まれている条文の解説文とエコなボールペンが作られた経緯を、包装紙のQRコードで紹介しています。
商品化にあたっては、一斎塾に参加する(株)おぎそ(土岐市)のエコなものづくり事業ソフトと、東濃ヒノキ間伐材を排出する佐々木林業(株)(恵那市)、木製ボールペンの製作技術を持つ(株)ラ・ルース(神奈川県小田原市)の3社が連携し創り上げました。
「學びのひろば」で実現した、このエコな商品づくりの詳細を全国各地の先人の偉業を顕彰する教育施設管理者の方々に紹介したいと考えています。
よろしかったらあなたの街でも作ってみませんか? お問合せは、いわむら一斎塾までお願いします。
https://www.iwamura-issaijyuku.com
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ボールペンの写真は後日改めて紹介いたします。
