ことし6月、親交のある湯河原の大石屋材木店さんから、記念品製作のご相談をいただきました。
納品先は、熱海市にある「公益財団法人 舩井幸雄記念館」様。
経営コンサルタントであり、「船井哲学」と言われる400冊を超す著書を遺した故・舩井幸雄氏の、
著作や愛用品などに触れることができる施設です。
賛助会員の方々への特典として、オリジナルのロゴをレーザーで入れた夫婦箸をお考えでした。
サンプルをご覧いただき、何度かのやりとりを経て、先日無事に納品が完了しました。
材は、小田原箱根産の間伐材ヒノキ。
ロゴの部分をアップにすると、このようになっています。
マークのデザインが非常に細かく、何度もテストを重ねました。
状態の良いまま長くお使いいただけるよう、ガラスコーティングを施してあります。
同館では年に3回、約200名の賛助会員の方々へ特典を送っているそうです。
今回は舩井氏が生前に考案した「エヴァマーク(愛と共生のマーク)」入りの箸の製作をお考えのなか、もともと友人関係で
あった大石屋さんに相談したところ、弊社をご紹介くださいました。
ご依頼主さまからは、マークの細かさゆえレーザー作業が大変だったであろうとお心遣いをいただきつつ、
「木目も色味もよく見るとそれぞれ異なり、木のエネルギーを感じます。マークの完成度も高く、
『世界に一つだけのお箸です』と賛助会員の方々へ自信を持って送れます」というお言葉を頂戴し、この度のご縁に
感謝しています。