秦野市内全9校の公立中学校の2024年度卒業生に贈る卒業証書を、間伐材ヒノキで作らせていただきました。

昨年の早い時期から打ち合わせを重ね、かけた時間以上の仕上がりとなりました。
自分と同じ場所で育った木を卒業証書として持ち帰り、長い年月を経て再びこれを手にした時の感動を味わってもらえる
よう製作しました。
作る現場の我々が、未来を担う子どもたちの今後と、それを支える木材利用の方法を考えながら進めていくことで、
誇りや思い出、森林への意識を持ってもらうことができたらうれしく思います。
このヒノキ製シートの卒業証書は、地域情報紙の「タウンニュース秦野版」で取り上げられました。
townnews.co.jp/0610/2025/03/07/775587.html
この木製卒業証書の製作を含め、秦野産の間伐材を購入し、秦野市が取り組む「木のある暮らし」の商品開発を手伝わせて
いただきました。
「木のある暮らし」とは、多くの方に生涯を通じて木とふれあう機会をもってもらうことを目的とし、出生から敬老まで、
さまざまな人生の節目のシーンで、木との関わりを持つことをコンセプトとした取組です。

出生届けを出すともらえるヒノキ玉は、口に入らない大きさと舐めても問題ないように作ってあります。
包みには、秦野産の間伐材ヒノキを使っていることがしっかり記されています。

こちらは積み木セット。

一つひとつ、丁寧に手作業で仕上げます。

コースターは、婚姻届を提出された方へのプレゼントに!

秦野市の花のナデシコとアジサイをデザインしました。
秦野市の木の取組はこちらのサイトでご覧いただけます。
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1710995670502/index.html
チラシはこちら↓


ほかに紹介できる製品が登場した際にはあらためてお知らせするとして、まずは卒業証書が大変好評との連絡をいただき
嬉しく思っています。