小田原市庁舎の木質化に携わりました。

小田原の市庁舎の内装(壁)の一部を、小田原産木材を使って木質化する計画に携わりました。
工場所は2・3階エレベーターホール及び3階黄色通路(秘書室前廊下)になります。

   小田原産木材による市庁舎内の木質化

小田原産木材による市庁舎内の木質化

小田原産木材の原木は小田原森林組合さんが用意してくださり、
その杉材を小田原地区木材業協同組合の大山材木店さんが製材、
その後木材工房あしがらさんが強靭化木材加工を施し、不燃材に加工しました。
その材料を弊社がルーバー(縦格子)に加工して小田原箱根の象嵌や寄木細工を思わせるデザインに仕上げました。

小田原産木材による市庁舎内の木質化
小田原産木材による市庁舎内の木質化
小田原産木材による市庁舎内の木質化
設置は小田原大工職組合の青年部と工匠会の大工さんの方々です。

小田原産木材による市庁舎内の木質化
小田原産木材による市庁舎内の木質化
小田原産木材による市庁舎内の木質化

全体のデザインは伊藤陽子さん。
エレベーターホールは総合案内カウンターとつながるデザインで、
節の多い間伐材の歩留まりを上げるために、短く細い材を組合わせ、寄木のような表情に。
3階黄色通路は、小田原の山並み、小田原の水平線を表現しています。

小田原産木材による市庁舎内の木質化
小田原産木材による市庁舎内の木質化
小田原産木材による市庁舎内の木質化


この地で先人たちが育ててくれた資源と技術が次の世代に、
またその素晴らしさが市民の皆さんに伝われば嬉しく思います。
来庁される際は、是非足を伸ばして小田原の木のぬくもりを感じてください!

小田原産木材による市庁舎内の木質化