思い出もくもく企画:大友八幡神社の返礼品を製作

会社の近くにある『大友八幡神社』。
会社には、飛び込みの訪問のお客様が来られるケースがおおいのですが、「大友八幡神社の総代の飯倉と申しますが…」と木工団地内のラ・ルースにこられました。

飯倉さんとの初めての出会いはそこから始まります。

今年の夏が始まろうとしていた時期でした。

大友八幡神社の返礼品を製作

御神木であるイチョウの木の切り株は、※1木の洞(うろ) がありました。きのこなども生え、少しずつ木は土に還る準備をしているように感じました。切株は、直径約160cm以上の太さで、長年地域を見守ってきた木なのだと思います。

大友八幡神社の返礼品を製作
大友八幡神社の返礼品を製作

腐朽による倒木を未然に防ぐため3年前に伐採した大友八幡神社の御神木。
2021年6月飯倉さん達は、「普通の木ではない、御神木であるからこそできることがないか」とグッズ加工することを発案。

御神木は、10cm角のグッズに生まれ変わり、一口3000円で神社運営のための寄付金を募り、御神木の「ありがたみ」を生かした返礼品として配布する試みなのだそうです。

飯倉さん達が考えた「ありがたい」グッズ製作に、ラ・ルースが携わりました。

やはり、木材として提供するとしても、運送費用などの負担がかかります。といった部分でも、ラ・ルースの位置は非常に大友八幡神社から近かったのも大きいです。会社から5分程、車で走らせたところが神社の位置です。

また、境内に横たわる大木を、チェーンソーで持ち運べる大きさにカットして、飯倉さん達が、軽トラックで会社に運んでくれます。

ラ・ルースで運んできてくれた木材を、職人がキューブ状に加工。
その後、レーザー刻印をするため、機械にセットします。
レーザーで神社名などを焼き付けて完成となります。

写真は、プレで作製したスギ材のレーザーのサンプル。
本番のイチョウの木で作った返礼品は、本当に美しく仕上がっていました。

2021年8月14日のタウンニュースで、『大友八幡神社の御神木を活用』という記事に飯倉さん達の取り組みも含め、ラ・ルースの事も紹介して頂きました。

地元の人の取り組みをこういった形で、応援できること。
木をとおして、人のつながりを感じるお仕事でした。

※1 木の洞(うろ)・・・太い枝の内部に空洞が生じること。

【タウンニュース:大友八幡神社先代の御神木を活用「ありがたみ」生かし寄付募る
(2021年8月27日 閲覧)】
参照URL:https://www.townnews.co.jp/0607/2021/08/14/587526.html