小田原市資産経営課様からのご依頼で、市庁舎2階ロビーのテーブルを作らせていただきました。
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材/小田原箱根産間伐材ヒノキ
現在の小田原市庁舎は、1976(昭和51)年6月に完成。職員さんが打ち合わせ等に使う姿や来庁者が憩う姿が
目立つこの2階ロビーには以前、事務的なパイプ椅子と丸テーブルが設置されていました。
戸籍住民課や保険課など、市民の往来が多い2階。
「少しでも来庁者に快適な環境を整備したい」という思いから、テーブルとイスを木製品に変えようと思い立った
そうです。
庁舎内に事務所がある小田原市森林組合さんに相談されたところ弊社をご紹介いただき、すぐに連絡を差し上げました。
寸法やご予算を打ち合わせし、天板に小田原箱根産間伐材ヒノキを使ったテーブル4脚を作ることになりました。
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木目をいかして板を接ぎ、傷や汚れ防止のコーティングをほどこしてあります。
「香りも色合いも素敵なテーブルで、ロビーが明るい雰囲気になりました」とうれしいご感想をいただきました。
今回ラ・ルースが納めたのはテーブルのみです。
それではこのイスは?
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大きさや形が異なるイスがテーブルに付属しています。
なんとこちら、資産経営課所属の職員さんのお手製だとか!
テーブルの雰囲気に合わせて、ヒノキの端材を使って作られたそうです。
一つひとつ木の表情も形も違い、とても味があります。
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ロビー全体を見ると、以前の無機質な感じが消え、温かみのある印象になりました。
トイレや総合カウンターなど、実は小田原市庁舎内のあちこちで木質化が進んでいます。
市域面積の約4割を森林が占める小田原市。
森の恵みを身近に感じられる場所が、また一つ増えました。