こだわりの突板を作っていただきました

『突板』と書いて『つきいた』と読みます。
天然の木材を薄くスライスした板材のことをいいます。木をスライスしたシートです!!

日常の中でも目にする機会が多いです。
どんなものに使用されているかというと、家具、ドア、床板(フローリング)などの表面にはられています。

図にするとこのような断面図です。

こだわりの突板を作っていただきました

今回は、小田原に新しくできるホールに、数枚使用する突板を作ってもらったお話です。

実は、1本の木から突板を作ろうとすると、200枚ほどの突板が作られてしまうのです。
そのため、少ない枚数の突板を作るのに機械を稼働させるのは、非常に大変なことだったのです。

■必要な突板の長さは8m
木材をスライスするために、大きな機械が必要。
日本でも、大きな機械を所有している企業さんが少ない!!

■必要枚数32枚→200枚できてしまう突板の内の32枚。
製造量がすくない!!

■木材の産地は、小田原箱根の材料
産地をこだわり、生産ラインにのせていくことがかなりレア!!

これらの条件は、突板を作るうえで非常に難しい条件でした。

大きな機械を所有している企業さんをあたり、少ない枚数の製造で大きな機械を稼働させることは可能かどうかを聞いていきました。
そして、関係のある企業さんの力添えがあり、こだわりの突板を作っていただくことができたのです。

こだわりの突板を作っていただきました
こだわりの突板を作っていただきました
こだわりの突板を作っていただきました
こだわりの突板を作っていただきました
こだわりの突板を作っていただきました
こだわりの突板を作っていただきました
こだわりの突板を作っていただきました

こだわりの突板は 、小田原箱根の材にこだわるクライアントさんの想いを表現していくのに使用します。

そのお話は、製作工事が終わった時に、紹介させていただきたいと思います。