思い出もくもく企画:持ち込み材の醸す味

今回のご依頼は、公益財団法人かながわトラストみどり財団様からいただきました。

財団で管理されている森林に置いてあった、虫や菌糸が入った丸太。

気にはなっていたけれど、かなり古い材料のため、どうしたら活きるか悩んでいたそうです。

木を引き取りラ・ルースで製材し、バッジと強力なマグネットを製作させていただきました。

虫や菌糸の状態から当初は商品になるか心配でしたが、逆に雰囲気がある商品に仕上がりました。

バッジとマグネットに彫られた「SMAS(エスマス)の森」をご存知の方もいらっしゃるかと思います。

2017年11月、住友三井オートサービス株式会社が合併10周年を記念して、ラ・ルースのあるお隣・南足柄市に開所した
約3haの森林です。

https://www.dreamnews.jp/press/0000164433/

地球環境の大切さを学ぶ場として、公益社団法人国土緑化推進機構、公益財団法人かながわトラストみどり財団、森林所有者、
住友三井オートサービス株式会社の4者間で、「SMASの森づくり協定」を締結しました。

いずれもシンプルな文言ですが、だからこそ、胸に響きます。

「サステナブルな未来へ」
「ゆたかな森がこの星を救う」
「守れ、資源とこの地球!」
「クリーンなモビリティ社会の実現を目指して!」

企業担当者の方も、ご自分の会社が所有する森林の材がグッズになり、喜んでくださったとのこと。
形を変えていのちをつなぐ、木の物語でした。