椹(さわら)で出来たきゅうり橋

台風の影響か、断続的に強い雨が降る小田原です。

弊社社屋から歩いて30秒で、富士山を望む酒匂川の土手に出られます。

一年を通して美しい山容を拝めるのはもちろん、夕焼けのひとときなどは格別!

土手の下には細い水路が通り、ご近所にお住まいの桂田さんが野菜を育てる一角があります。

暑い時期には朝の1時間ほど、夏以外は午前中に畑仕事をしている姿をよくお見かけするのですが、精魂込めて育てた野菜を弊社従業員にお裾分けしてくださる、やさしい方です。

桂田さんの畑に渡る簡易橋(板を無造作に重ねただけのもの)が、最近傷んでガタガタしていました。

従業員の子どもを連れて散歩に出た社長、腐りかけた板を重ねたこの橋が気になった模様。

水に強い椹(さわら)で、新しい橋をつくりました。

中ほどに富士山が描かれた、その名も「きゅうり橋(またの名をミニ富士見橋)」!

架け替える前がこんな様子でしたので、丈夫な橋の開通です。

桂田さん、喜んでくださいました。

お礼にと、社屋・工場の壁沿いの草刈りをしていただいてしまい、恐縮です。。

農薬を一切使わずに、ナスやインゲン、トマトにキクイモ、カキにリンゴなど20種ほどの野菜を育てるという桂田さんの畑。

先日は、十数年に一度しか咲かないというサトイモの花を見せてくださいました(中央の黄色が花)。

きゅうり橋の件をブログに書いてもいいですか、とお尋ねしたら快く応じてくださり、帰りにはこんなにたくさんのお土産も持たせてもらっちゃいました。

味の濃いトマトに身の詰まったナス。安全でおいしい野菜って、力強い。

美味しく、おいしくいただきました。

橋の様子を見ながら、今度は畑仕事のことをいろいろお聞きしたいと思います。