仕事や生活の拠点ともあるデスク。
お客様から頂くご依頼の中には、様々な机のご希望があります。
今回は、間伐材の材にとどまらず、お客様のご希望に沿ったデスクの制作。
木材、塗装、形…。
木材や、塗装の方法を変えるだけで、また違った様子が確認できます。
店舗什器や、ご自宅に使用するシーンまで様々な使い方があります。
今回は、5回にわたり表情豊かな『様々な材のデスクの制作紹介』をしていきます。
■タクミ館:ブビンガカウンター
材:
ブビンガ
樹木:
マメ科、ジャケツイバラ亜科ブビンガ属に属する3つのそれぞれ近縁な種に対する総称。
産地:
熱帯アフリカ原産での常緑広葉樹で、複数の国や地域に渡って生息。
河川や沼地の近くに多く生息し、幹の太さは直径3m、高さは25~30mにもなる大変な巨木になります。
材の特徴:
ブビンガは現地では「神の宿る木」とも言われ、それだけ大きく太く成長します。
長い時間をかけてゆっくりと成長します。
ブビンガ材は繊維がとても緻密で堅くて重く、また粘りがあるため、
加工には手間がかかると言われています。
一方で、その堅さゆえに耐摩耗性が高く、傷やへこみにも強い。
小さなお子様がいるご家庭などでもテーブルなどの家具に安心して使えると言われています。
また、その粘りから折れや裂けに対しても強く、まさに一生ものの家具などにはぴったりの木材です。
タクミ館でお買い上げのお客様のテーブルを塗装して納品してきました。
カッコ良く仕上がりました。