【OEM】ホテルのエネルギーについて考える

原油価格高騰やウクライナ情勢などの様々な要因を受けて、電気料金の値上がりが続いています。

また、新型コロナ対策としてのマスクの着用が3月13日から個人の判断に委ねられます。
こういった背景から、これまで自粛傾向にあった旅行を計画する方も増えてくるかと思います。

これから、盛り上がりを見せていくだろうと予想される観光業。

旅行先で快適な空間をホテルさんが提供するにあたり、どのような形で取り組まれているのか
実際におもてなしの空間を見学させていただきました。

こちらのホテルさんでは、
ラ・ルースの製品を選んでいただいています。
これらをベースに、エネルギーについて考えていきたいと思います。

■ホテル什器の再塗装

実際にお部屋でお客様がお使いになるお部屋の什器。
経年変化とともに、エイジングされるアイテムの一つとなります。
新しく、什器を購入するのではなく、『再塗装』を施すことで、メンテナンス。
より長くホテル什器として活用することができます。

こちらも、ご依頼をいただき、専任の塗装の職人が再塗装いたしました。

【OEM】ホテルのエネルギーについて考える
【OEM】ホテルのエネルギーについて考える
【OEM】ホテルのエネルギーについて考える
デスクの塗装
【OEM】ホテルのエネルギーについて考える
ベッドの再塗装

■ヒノキのお風呂の保温効果

私たちが日常で入るお風呂も、現在は「追い炊き」などの沸かしなおしの機能が優れているため、
必要な時にスイッチを押して、温めなおしたりするというエネルギーの使い方となっています。


それまでは、薪を使ってお風呂を沸かしていた時代もあり、
「冷めないうちに、お風呂入っちゃってー。」
といったフレーズで、お風呂に入ることを促されたことがあるかもしれません。


これまで、お風呂の『保温性』が重視されていた日本のお風呂も、
沸かしなおしの機能が充実したことから、
エネルギーの使い方が近年で変化しているということがいえます。

ホテルの個室には、お風呂があります。
ヒノキ風呂は、作り方がさまざまな方法がありますが、今回のテーマは『保温性』。
今回、ラ・ルースでは『保温性』を高めるため、さまざまな工夫をしてヒノキ風呂を製作しました。

ご依頼の内容は、
再度沸かしなおしをするたびに、ボイラー室で化石燃料を使用するのではなく、
風呂自体の構造から見直したい。
そんな思いもあり、10年使用したお風呂を解体。
どのようにしたら、『保温性』が高められるのかを考える製作となりました。

ホテルさんでは、保温効果が発揮できているのかを確認するため、
温度計を使用しデータを集めてくださっているとのこと。
ホテルに宿泊されたお客様が快適にご利用いただけるよう、
ホテルのスタッフさんからの気づいたことなど様々な意見も伺い、
次のものづくりに生かしていきます。

【OEM】ホテルのエネルギーについて考える
設営前のヒノキ風呂
【OEM】ホテルのエネルギーについて考える
個室に設営後のヒノキ風呂

■1日でバクテリア分解されるアメニティー

ラ・ルースのジュエリーボックスにアメニティーのセットが収納されており、その横には…
センセイシャシリーズのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・ボディーローション。

ラ・ルースは、木製品の会社ですが、センセイシャ(sensatia)の輸入総代理店。
センセイシャの目指すべきゴールは、「安心して使えるフレッシュで100%ナチュラルな素材。」
例えばキッチンで見つけられるような誰もが分かるベーシックな素材を使うことです。

口に入れても害のない100%ナチュラルで良質な材料だけから生まれた
界面活性剤フリーのバス用品は、浄化システムがないキャンプ場やビーチで使用しても
1日でバクテリア分解される環境に配慮した商品です。

【OEM】ホテルのエネルギーについて考える
【OEM】ホテルのエネルギーについて考える

■まとめ

宿泊されたお客様の快適な空間を演出するための、ホテルさんのおもてなし。
それに加え、環境に配慮した運営方法を考えていく重要性。

什器や、お取り扱いの製品を工夫していただくことで、
環境に負荷がかからないエネルギーの活用が期待できます。

『環境にやさしい…』といった視点は、さまざまな切り口からのアプローチができる。
切り口から、様々な発想やものづくりの視点に切り替えることができます。
時代が先進している流れをくみながら、振り返ってみてみると原点回帰する…
そのような動きをかんじた今回の見学でした。

撮影協力してくださったホテルの皆様ありがとうございました。