三つのソー

木材を切断する鋸(のこぎり)は材の大きさや切り出したい面などにより使い分けます。木材の切り方には木目に沿って切る「縦挽き」と木目に逆らって切る 「横挽き」があります。今回紹介するバンドソーは縦挽き、ジャンピングソーとパネルソーは横挽きの機械です。ジャンピングソーとパネルソーは人気のリブク ロックの材を切断している動画です。商品になるまでに材が通る道のりの一部をご覧ください。

バンドソー
小学生~中学生時代に、糸のこを使った経験がある方も多いと思います。バンドソー(帯鋸盤)はその糸鋸を大きくした機械です。糸のこの刃は「糸」という名 称通り細いですが、バンドソーの刃は幅が広く大きな木材を切るのに適した機械です。木目に沿って切断する「縦挽き」という切り方をする機械です。

ジャンピングソー
面白いネーミングの機械ですが、ジャンプするのは刃の部分です。固定した木材を下から上がってくる鋸が切断するシステムになっています。

パネルソー
一枚の大きな木材の切断から、細い木材を均等な長さで切断するといった作業まで幅広く対応できるのがパネルソーです。フロントから材を押さえ、材の背面を回転する鋸が上から下に降りてくることで切断します。動画は細い木材を一度で同じ長さに切っているところです。