面取り機・鉋・プレナー

今回は木が「木製品」となるのに欠かせない過程 ― 「削って、均して、整える」機械達のご紹介です。工場の中は動く機械の音と一緒に良い木の匂いでいっぱいに。もちろん木はそのままでも美しいですが、どん どん整えられて言わば「洗練された」木材になっていく様子を見ているとわくわくします。ひとつの角材が作られる過程をご覧下さい。

面取り機
面(つら)付けとは材の面を作る作業です。まずこの作業を行ってひとつ基準となる面をつくります。材の大きさ・加工する製品に合わせて最適な盤を選びます。動画は一番大きな面取り機での作業です。

鉋

手押し鉋(かんな)で材の直角部分を出します。下部分に回転する刃があり、それに押し当てて削ります。

プレナー

鉋で面付けの終わった方に直角を出したあと、プレナーで反対側の面を削り最終的な材の厚みを決めます。動画の後半は60cmの材も通せる大きなプレナーを使用。幅広い大きさの製品を作ることができます。