箱根物産連合会よりお仕事の依頼がありました。
小田原・箱根産間伐材でスプーンとフォークのセットの依頼です。
スプーンとフォークを製作できる材を、ラ・ルースで製材し、職人さんに依頼。
職人さんが製造したサンプルなどを細やかにチェック。
サオ材のように、堅い樹種ではないために、木材の柔らかさが作業の効率が決め手となります。
材が柔らかい分、力を入れずに作業ができる。
一方で、熟練した技術が求められます。
小田原・箱根の間伐材を使用して、カトラリーの製造はあまり少ないです。
ヒノキの材は、ほかの会社さんなどでは、手作りで手彫りの製作キットなどを販売していますが、
製品化するという部分では大変珍しいものがあります。
材を生かして、どのような雰囲気をその商品にたくしていくか…
今回は、ねんりんピックの記念品ということで、初のお披露目となりました。
とても、軽くて柔らかい雰囲気のあるカトラリーとなりました。
長い年月を経て、大切に育てられた資源。
森からの贈り物が、皆さんの豊かな生活の一助となるように…
地域材を使用し、製造し、販売のサイクルの循環を考えていきます。
参考URL
小田原市：ねんりんピック【終了しました】：https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/welfare/health/nenrin_pic/nenrinodawara.html
（2022年12月1日 閲覧）