日曜の昼下がり、納品した商品の写真を撮りに小田原城へ。
コロナウィルスの感染拡大が始まった2020年の春先には、本当に人っ子ひとりいなかった本丸広場。
こっそりと、夜になって桜の写真を撮りに出かけたお堀端を、心細く歩いたあの日がウソのようです。
残暑厳しく、特に大きなイベントのない9月の日曜日でも、たくさんの人がお城を訪れていました。
どこかな、目的のモノは。
ありました、常盤木門SAMURAI館の前に。
雨に耐え、風に耐え、日光にも耐えていたみが激しかった記念写真ボードを、このほど新調しました。
ボード1枚に、6種類の木が使われています。
ひと文字ずつご覧いただくと、、、
【材】赤茶 / ブビンガ 赤 / レンガス 黄色 / モビンギ
【材】赤茶 / ブビンガ 赤 / レンガス 黒 / ポプラスモーク
【材】紫 / パープルハート 茶 / ウォールナット 赤茶 / ブビンガ
【材】黄色 / モビンギ 黒 / ポプラスモーク 赤 / レンガス
頭がこんがらがりそうな木の名前が並びましたが、ご存知の木がありましたか?
西アフリカや北米、中南米と生まれもさまざまな国の木が、ここ小田原でひとつのボードに収まっています。
それもなんだか、不思議な感じ。
この写真ボードの前、SAMURAI館入り口側にはカメラスタンドが設置されています。
小田原城でいちばん人気の、お城と一緒に写真が撮れる場所です。
ぜひこのボードもしっかり入れて、記念の一枚を撮ってくださいね。
ほかにも本丸広場には、2016年に製作・納品した小田原産間伐材のサワラを使ったゴミ箱があります。
どれどれ、今はどんな様子かな。
景観に馴染む色合いで、マツの下に行儀良く並んでいました。
本丸広場ほか城址公園内には木製ベンチテーブルが複数台設置され、こちらは小田原の木の仲間・小田原林青会さんが作ったものです。
このベンチテーブル、ちょっとひとやすみするのに最適なんです。
今日は人のいないスキを狙って撮りましたが、平日の昼間(真夏以外)だと、お散歩中の方や下校時間を過ぎればお城近くの高校生の憩いの場になっていたりします。
盛りは過ぎましたが、お城南堀のハスはまだ見頃の株もちらほら。
余談ですが、ハスって独特の香りがしますよね。
今日のお堀も、ほのかに青い香りが漂っていました。
そして小田原城から徒歩10分程度で、御幸(みゆき)の浜に出られます。
海と山と街が近いのが、小田原の良さ。
森から海まで、車なら15分もあれば行けてしまいます。
台風が去ったあとには、こんな美しいリフレクションスポットができていました。
まもなく秋色の小田原。
ご友人と、ご家族と、またはひとりでふらり旅。
お越しの際には、小田原城本丸広場の写真ボードで記念撮影をお忘れなく!