桜の便りが待たれる、3月の雨続き。
市内の名所といえば、なんといっても小田原城址公園ですが、開花の標準木でもまだ宣言は出ていません。
さて、このほど小田原・箱根産間伐材ヒノキで、ガラスコートを施した箸を製作しました。
ガラスコート、、、
なんの知識もなくこの言葉を初めて聞いたとき、「ものすごくピカピカのツヤが出るコーティングだろうか」とか
「ものすごく硬質になる加工なんだろうか」とか、いろいろ想像しました。
木そのままの味わいが楽しめるのが無塗装ですが、漆塗りやオイル・ミツロウ仕上げなど、木製品にはさまざまな
加工が施せます。
ガラスコートもそのうちの一つで、無塗装にきわめて近い状態を保ちながら、傷や汚れをつきにくくする加工法です。
アップで見ても、〝ガラス感〟、ありません。
日常使いのものが傷や汚れから守られて、かつ長く使えたら、うれしいことこの上なし。
むしろ頻繁に手に取る日常使いだからこそ、いつも良い状態で暮らしの中にあってほしいと思います。