【OEM】キュービックプラザ新横浜様からのご依頼品/前編

12月7日にリニューアルオープンした商業施設「キュービックプラザ新横浜」様からご依頼いただいたさまざまなOEM商品を、2回にわたり紹介します。

「活力ある緑豊かな森林を保つためには、間伐の促進と森林の循環が必要である」という考えのもと、リニューアルにあたり

神奈川県産木材(間伐材)の積極的な活用を検討していたご依頼主から、神奈川県森林組合連合会にご相談をいただいたことが始まりでした。そこから小田原市森林組合へ話があり、社長と森林組合職員が打ち合わせで秦野へ向かったのは、9月初旬のことでした。

土場や製材所をご案内し、小田原の森林・林業・木材業の現場を直接ご覧いただきながら話し合いを重ねました。社長はじめ

職人たちも施設を何度も訪問し、リニューアル後のイメージを組み立てて製作に臨みました。

従来の合皮製のものに加えて、木製のスツールを館内に設置されたいとのことで、座面に寄木を採用した、

30㎝四方と40㎝四方の2タイプのキューブ型木製スツールを製作しました。

座面はすべて無垢の木を使って仕上げており、なめらかな触り心地と座り心地にこだわりました。

木は、幹の成長に伴って枝が幹に巻き込まれると、内部に残って節となります。
無節とは、この巻き込まれた節が(見え)ない状態ですので、貴重かつ高級感のある表情が特徴です。

清掃や修理等メンテナンス時の利便性を考え、厚みを2㎝で統一し、重量に配慮してあります。

このキューブ型スツールは、館内に計29個設置させていただきました。

こちらは、リニューアルオープンの時期に合わせ、季節を感じるオブジェとして5パターン製作した木製ツリーです。

完成イメージをヒアリングし、弊社デザイナーが図面をおこしました。二等辺三角形や菱形など形容は異なりますが、どのツリーも各パーツ可動式で、自由にデザインを変えることができます。

こちらは全種類揃って、各配置につく前にバックヤードに並んでいるところです。

ツリーにもメインには無節を採用しつつ、ところどころに配置した節ありのパーツがアクセントになりました。

大きめの什器を紹介した前編に続き、後編ではノベルティグッズや店内使用のものなど小さめの什器が登場します!