釣具屋さんから、木象嵌(もくぞうがん)の美しさを生かしたアイテム製作の依頼をうけました。
こちら、釣具とどう関係があるか分かりますか?
釣具と木象嵌…むむむ!大きさ的には私の手のひらより少し大きいくらいです。
近くで見ると木目の美しさも際立っています。
薄く、柔軟性が高くまた美しい模様のこの木象嵌。実は釣竿の手元に巻かれ、アクセントになるんです!
早速製作途中の製品を見せてもらうことになり、先日このアイテムの依頼のあった釣具屋さんにお伺いしました。
釣具メイカーさんと弊社代表。
中には釣竿の元になる材料がずらり。
材の元になるファイバーからこだわり抜いて作っているとのこと!
そこには「マグロ」「ヤリイカ」などの札が貼っており、それぞれをターゲットとするのに最適な竿が置いてあります。
先日渡した木象嵌は・・・
ツヤツヤに仕上げられていました!それでもこれはまだ試作段階。
ここから更にオリジナリティを出す方法を考えていらっしゃいました。
すぐ傍で、様々な糸を巻き、模様を作る「そう巻き」の職人さんが作業をされていました。
糸とシェルを組み合わせて作ったのがこちら。
釣具の世界をあまり知らない私ですが、すごい芸術の世界だと知りました。
最先端の技術と日本の伝統技術の融合…これからが楽しみです。