【OEM】小田原市森林組合創立50周年の鉛筆

昨年2023年で創立50周年を迎えられた小田原市森林組合様からのご依頼で、「ひのきかおる鉛筆」にレーザー加工を

させていただきました。

こちらの鉛筆、もともとは〝小田原の間伐材を使った鉛筆を作ろう!〟という案がきっかけで誕生したもの。

その経緯は、昨年5月のブログに詳しく書きました。

これまで何度も本ブログに登場いただいていますが、小田原市森林組合さんを簡単にご紹介しましょう。

植栽や間伐などの「森林整備事業」や、主に子どもたちを対象とした「木育事業」、さらに地域産木材を生かした製品の「加工・販売事業」に街中の支障木の伐採等の「利用事業」を柱に活動されています。

小田原市役所の庁舎6階に事務局を構えており、訪ねて行ったらこんなに素敵な記念のパンフレットをいただきました!

柱となる事業の一つである「木育」は、

①「森の先生」による座学で学ぶ、森の役割と林業の大切さ

②いこいの森での伐採見学と森林散策

③間伐材箸づくり

の3本立てで実施されています。

そのうちの②が森林組合さんの担当で、2023年までに小田原市内全25の小学校のうち、10校強が受講済みだとか。

5年生が対象の授業です。

今回レーザー加工をさせていただいた鉛筆は、木育授業の実施校を含む全25小学校と、市内蓮正寺にある支援学校の

児童・先生全員に1本ずつ、計約10,000本が配られました。



森を守り、次の世代に繋ぐ仕事をする方たちが考えた、子どもたちへの、小田原の森からのプレゼント。

森林組合の佐藤さん、「鉛筆を削ると木のいい香りがするでしょう。使って削れば減る。それが自然の循環だということを

鉛筆を通して理解してもらえたらうれしいですね」と話してくださいました。

子どもたちがこの鉛筆を通して、小田原の森に思いをはせてくれたら嬉しいです。