小田原城常盤木門の金属プレート製作

これまで度々ご依頼をいただいている、小田原城常盤木門の金属プレート製作。

2022年3月末と


2023年2月の工事

上記2件に続き、3回目の製作となりました。

昨年9月に撮影した、今回のプレート新調箇所。

金属プレートには錆が目立ち、プレートを鏡柱に留めている鋲もかなり劣化が進んでいます。

プレートの製作は、小田原が誇る宮大工棟梁・芹澤毅さんからのご依頼です。



プレートの製作は、まず芹澤棟梁に型紙を作っていただくところからスタート。

それを元に、弊社のデザイナーがデータをおこし、長年お付き合いのある金属屋さんにカットしてもらう、という工程です。

今回の製作分は、枚数が多くサイズがバラバラ、という難題がありました。






パッと見、大差ないように見えますが、とにかく細かいパーツが大量に必要なのです。

30年来仕事をさせていただいていますが、腕はピカイチの金属屋さん。

今回のご依頼にも、無事に応えることができました。

完成した常盤木門、後日その様子をお届けしたいと思います。

※2月18日、常盤木門の撮影をしてきました!

サイズ感を含めて、ご覧ください。